mac miniでサーポート(使用)できるeGPUについて
mac mini 2018は、全体的にスペックとコストバランスが個人的にはいいと思ってます!
(mac mini 2020の方も参考になるかと思います!)
特に外部ディスプレイ、キーボード、マウスなど持っている方であれば、すごくおすすめなマシンだと思います!!
ただ、一つだけ問題というかしょぼいところがあります・・・。
それはグラフィック能力。正直デフォルトは、しょぼい、しょぼすぎるんです・・・。
それを解決するには、外部eGPUを使用することで解決できます!
公式サイトを覗いてみるとこう記載されてます。
Thunderbolt 3 を搭載した Mac で macOS High Sierra 10.13.4 以降を実行していれば、外付けのグラフィックプロセッサ (eGPU と呼ばれることもあります) を接続して、グラフィックス性能を底上げすることができます。
掲載元:アップルサポートページ
AMD Polaris アーキテクチャを採用したグラフィックカードです。
推奨されているグラフィックカードは、Sapphire Pulse シリーズや AMD WX シリーズなどです。
購入したグラフィックボードと拡張ボックスがMacに合わないかもや、設定が大変かもと考えると購入が億劫になります。本気で悩む・・・。
Blackmagic eGPU
¥89,800(税別)
ですが、なかなかな金額です!
あと、グラフィックボードは年々パワーアップしてくので、そこも気になります。この商品は、グラボだけ変更ができないので。
参考までにスペック紹介。
- Thunderbolt 3ポートを備えたMacに対応
- Radeon Pro 580グラフィックプロセッサ(8GB GDDR5メモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- USB 3ポート x 4
- HDMI 2.0ポート x 1
- 85Wの電力供給
- グラボ一体型なので、すぐに使用することが可能。
- グラボとmacとの互換性を意識する必要がない。
- 価格が高価(さすがApple推奨だけはある)
- グラボが選択できない(途中で交換することができなのがネック)
では、購入したグラフィックボードと拡張ボックスを紹介させていただきます。
結論で言いますと、Blackmagic eGPUより安く購入でき、大変満足のいく構成になりました!
拡張ボックス:Razer Core X Chroma
価格:¥50,380(※時期によって金額が変わります)
この拡張ボックスは、本当におすすめです。
Blackmagic eGPUと同じ用に拡張ポートが多いので、使い勝手が半端なくいいです!!
他メーカーさんの拡張ボックスは、本当にシンプルにグラフィックボードの拡張のみってのが多いので、この拡張ボックスはおすすめです!
- 拡張ポートが豊富!(USB-Aが4ポート、有線LANポート(1000BASE-T対応) x1 )
- 好きなグラフィックボードを搭載することが可能
- 搭載するグラフィックボードの互換性を把握する必要がある。
【拡張機能】
USB 3.1 (Type-A) x 4、有線LANポート(1000BASE-T対応) x1 搭載。
【macOS 対応するグラフィックスチップセット】
AMD Radeon™ RX 580
AMD Radeon™ RX 570
AMD Radeon™ Pro WX 7100
AMD Radeon™ RX Vega 56
AMD Radeon™ RX Vega 64
AMD Vega Frontier Edition Air
AMD Radeon™ Pro WX 9100
AMD Radeon™ RX 470
AMD Radeon™ RX 480
【Windows 10 対応するグラフィックスチップセット】
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2080 Ti
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2080 Super
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2080
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2070 Super
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2070
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2060 Super
NVIDIA ® GeForce RTX™ 2060
NVIDIA ® GeForce ® GTX Titan X
NVIDIA ® GeForce ® GTX Titan V
NVIDIA ® GeForce ® GTX Titan Xp
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1660 Super
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1660 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1660
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1650 Super
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1650
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1080 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1080
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1070 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1070
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1060
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1050 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 1050
NVIDIA ® GeForce ® GTX 980 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 980
NVIDIA ® GeForce ® GTX 970
NVIDIA ® GeForce ® GTX 960
NVIDIA ® GeForce ® GTX 950
NVIDIA ® GeForce ® GTX 750 Ti
NVIDIA ® GeForce ® GTX 750
※Windowsは、対応商品が多いのでメジャーのみ掲載。
Razer Core X Chromaの公式サイトはこちら
拡張ポートが多いので、ドックとしての使う事も可能です。
例えば、Mac BookやMac Book Proを使用していて、外では打ち合わせや簡単な作業を行い、自宅に戻った際は、Razer Core X ChromaにUSB-Cで接続して、ガッツリと作業する!そんな作業スタイルが構築できます!!
USB-C一本だけで接続できます!今っぽく、とてもスマートですよね。
MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J グラフィックスボード
価格:¥17,622(※時期によって金額が変わります)
搭載したグラフィックボードです。8Gもあるので写真加工、動画編集などもサクサク動作してくれます!
Razer Core X Chroma(¥50,380)とMSI Radeon RX 570(¥17,622)と合わせても¥68,002となり、Blackmagic eGPUよりも安く構成することができました(*´ω`*)
Razer Core X Chromaは、好きなグラボを搭載できるのが大きなメリットですね!
(個人的には、グラボの出力にUSB-Cが欲しかったのですが、金額帯を考えれば、文句は言えませんね。)
【スペックの概要】
【GPU】AMD Radeon RX 570 【コアクロック】1244MHz
【メモリ】GDDR5 8GB (7,000MHz/256bit)
【インターフェース】PCI-Express(Gen3) x 16
【出力】DisplayPort(1.4a) x 3/HDMI(2.0b) x 1/DVI-D x 1
【最大同時出力画面数】 5画面
【電源コネクタ】8-pin x 1/ 150W
拡張ボックス:Razer Core X ChromaにMSI Radeon RX 570を取り付け・外部グラボの設定方法
Razer Core X ChromaにMSI Radeon RX 570の取り付けについて
Razer Core X Chromaを箱を開けると、こんな感じになってます。かっこいいですね。
サイズ感が分かるようにiPhone 11を置いてみました。
Razer Core X Chroma、結構大きいことが分かるかと思います。
商品の寸法:16.8 x 23 cm
背面にすると、引き出しの持ち手がありますので、上部のように展開し、そのまま引き抜きます。
引き抜くとこのようになります。
非常にシンプルな作りです。赤の囲いのところにグラフィックボードをはめ込みます。
上から見ると、このようになってます。
グラフィックボードを取り付けると、このようになります。
(グラフィックボード側のポート部分に赤枠のパーツが付いてますので、取り付け前に外します。)
あとは、ケースに戻して取り付け完了です。
Razer Core X ChromaとMac mini 2018を接続
mac mini 2018とRazer Core X ChromaをUSB-Cで取り付けます。(取付口は、共にUSB-Cの形状になります。)
※Razer Core X ChromaにUSB-Cが同梱されてましたが、とても短いので、長いものを購入することをおすすめします。
(僕の環境では、ぎりぎり届いたので購入してませんが、線がパツンパツンになってるので、早めに購入したいです。おすすめがあったら教えてください。)
Razer Core X Chromaとモニターを接続
僕が使用しているモニターは、LG モニター ディスプレイ 43UD79-B 42.5インチで、接続ポートはDisplayPort、HDMI、USB-C等、多々装備してあります。今回は、DisplayPortで接続を行いました。
ハード面の準備は、これで完了です。
Razer Core X ChromaとMac miniの最終的な接続図
最終的な接続は、上記のようになりました。
僕はついでに、データ保存場所として「TerraMaster D5-300C 5ベイHDDケース」を購入して、Razer Core X Chromaに接続してます。
問題なくHDDを認識してくれてます。
上図のとおり、Razer Core X ChromaをドッグとしてMac miniとUSB-C1本で接続できるので、非常にスッキリとした構成になりました。
実際の接続している写真です。
すいません、机の下に設置しているので、暗くて分かりにくいですが・・。
外部eGPU(グラフィックボード)の設定について
実は、設定方法は特にありません。
USB-Cで接続すると、すでに外部グラフィックボードとして認識されてました!
Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなどで確認しましたが、しっかりと認識してます。
正直、簡単すぎて肩透かしでした(笑)
ドライバーに関しては、強いて言えば、NVIDIA または AMD から最新の安定したドライバーをダウンロードしたほうがいいかもしれません。
すいません、ベンチマークはとってません。近いうちに掲載させていただきます(焦)
ただ、体感としてはかなり快適になりました〜♪
Adobe Photoshopの設定画面
Adobe Illustratorの設定画面
まとめ
いかがだったでしょうか?
外部eGPUの導入は非常に簡単だったかと思います。
Razer Core X Chroma と グラフィックボードの組み合わせは非常にコストパーフォーマンスがいいです!!
おかげさまで、mac mini 2018がモンスターマシンに化けました!
これでまた、色々な制作のお供に頑張ってもらいたいと思います。
最後に僕が購入した拡張ボックスとグラフィックボードを紹介させていただきます。
最後まで、閲覧していただきありがとうございました。
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外部eGPUは、最近では色々な商品がでており、悩みましたが一例として見ていただければ幸いです。
では、トミーいきまーす!