Illustratorでテキストの下の余白を削除する方法【初心者向け】

illustrator文字の下の余白を消したい

はじめに

Adobe Illustratorでテキストを入力したとき、文字の下に余白に悩まされたことはありませんか。
フォントの種類で余白の大きさは違いますが、特にNotoSansJPは、1文字分くらいの空きができます

NotoSansJPは、1文字分くらいの空きができます

余白があると、テキストを上下中央に配置することができないため、位置調整に時間をとられてしまいます。
かといってアウトライン化すると、その後の修正ができなくなるというデメリットがあります。

そんなときは、「プレビュー境界」と「オブジェクトのアウトライン」機能を使えば解決できます。
この記事では、そのやり方や注意点について解説していきます。

テキストの下の余白を削除する方法

【STEP1】整列パネルを開く

まず、余白が気になるテキストを選択します。
次に画面左上部のメニューバーから「ウインドウ」 → 「整列」を選択し、整列パネルを開きます。

画面左上部のメニューバーから「ウインドウ」 → 「整列」を選択し、整列パネルを表示させます。
テキストの下に境界線がない場合
空白を消す作業では境界線が必要なため、ない場合は設定を変更します。
境界線がないとき
境界線があるとき
画面左上部のメニューバーから「表示」 → 「境界線を表示」を選び、境界線が表示されるようにします。

画面左上のメニューバーから「表示」→「境界線を表示」を選択します。

【STEP2】「プレビュー境界を使用」を選択

整列パネル右上の横3本線(ハンバーガーメニュー)をクリックし、「プレビュー境界を使用」にチェックを入れます

プレビュー境界を使用をクリック
環境設定から選択する方法もある
整列パネルではなく、環境設定から「プレビュー境界を使用」を選択することもできます。
環境設定 → 一般 → 「プレビュー境界を使用」にチェックを入れます。

「プレビュー境界を使用」にチェックを入れます

【STEP3】アピアランスパネルを開く

画面左上部のメニューバーから「ウインドウ」 → 「アピアランス」を選択し、アピアランスパネルを開きます。

アピアランスパネルを表示させます

【STEP4】「オブジェクトのアウトライン」効果を適用させる

アピアランスパネル左下の「効果を追加」ボタン(fx.)をクリックします。

効果を追加ボタンをクリック

「パス」→「オブジェクトのアウトライン」をクリックし、効果を適用させます。

オブジェクトのアウトラインをクリック

これで、文字の下の余白が消えました!お疲れさまでした。

文字の下の余白が消えました

まとめ

イラストレーターで文字の下の余白を消したいときは、「プレビュー境界」と「オブジェクトのアウトライン」機能を使いましょう。
ちょっとしたテクニックですが、うまく使って時間短縮に繋げたいですね。

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